編集後記

紹介した本のことだけでなく、その回に考えていたことを書き残しています。書いた順に並べているので、上から読むと新しい回から、下へ行くほど前の回になります。

71本 2ページ目

きれはしの書影
きれはし ヒコロヒー

ヒコロヒーさんのエッセイの一節から、無理矢理自分のテーマに繋げたわけですが、最後にまたヒコロヒーさんの文章を引用した時、完璧な終わり方ができたと思いました。偶然の要素が強いですが。

この本のページへ →
親孝行プレイの書影
親孝行プレイ みうらじゅん

みうらじゅんさんのすごいところは、「言葉の置き換えによる実用的なライフハック術」を数多く生み出しているところだと思います。これは卓越した抽象思考の為せる技です。誰も出来ませんよ、こんなこと。

この本のページへ →
バラバラな世界で共に生きる 〜リチャード・ローティの哲学〜の書影
バラバラな世界で共に生きる 〜リチャード・ローティの哲学〜 朱 喜哲

「終極の語彙」という言葉に惹かれました。それがなぜかを聞かれても答えられない、その人の理由の終着点ということですが、それが私たちはバラバラであると。保守とリベラルも、思想的には相容れないけど、実はこの終極の語彙ではわかり合える可能性がある、という視点も非常にユニークで希望を感じました。

この本のページへ →
社会人大学人見知り学部卒業見込の書影
社会人大学人見知り学部卒業見込 若林正恭

「誰も見ていないが、自分が自分を見ている」この一文をこのエッセイで読んでから、明確に自分の中の「もう一人の自分」を意識するようになりました。確かにそいつが常に自分を見ているなと。でもこいつって一体誰なんだ?本当に自分か?というのは未だわかりません。

この本のページへ →
おとなになるってどんなこと?の書影
おとなになるってどんなこと? 吉本ばなな

苦しまぎれ、時間ギリギリで書き上げた記憶があります。にも関わらず、驚くほど大きな反響がありました。わかんないもんだなと。あとはやはり、読んでくれる皆さんが「自分」というものに興味がある、自分のことを知りたいと思っていることを実感しました。

この本のページへ →
にょっ記の書影
にょっ記 穂村弘

「ただの偶然じゃない。因果関係がある」と考えるのは非常に陰謀論っぽいですよね。陰謀論は嫌いですが、こういうどうでもいいことに関係性を見い出す穗村さんの感覚は好きです。

この本のページへ →
気が利くとはどういうことかの書影
気が利くとはどういうことか 唐沢かおり

汗かきエピソードで恥を晒して笑ってもらおうと思っていたら、話がどんどんシリアスな方向に進んでしまいました。中盤で「屈辱」という言葉を出してしまったからだと思います。文章って、たった一語がその後の流れを決定づけることがあり、それを止めることはできません。やはり難しいです。

この本のページへ →
このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイト)を利用しています