ブックカバーと統計学

2026年9月9日

7月のある日、私は悩んでいました。アカウント開設2周年を記念し、希望者全員プレゼントを実施するのを決めたはいいものの、どのくらい応募があるのかがわからない。それがわからない限り、どの程度の原価の商品にすればいいのかを決められません。希望者全員へのプレゼントは初めてなので、応募数がリアルに100なのか500なのか、あるいは1000なのかわからないわけです。100のつもりで準備して1000の応募が来たら大赤字になる。私はなんとなく、「いつもの(クイズ形式の)プレゼント企画での当選者は20くらいだから、希望者全員ならその10倍、つまり200だ!目安200で試算して進めよう」と決めました。数日後、そんな話をとあるマーケッターの友人にしたところ、彼はこう言いました。「ちょっと待ってください。ステレオリンチのエンゲージメントを考えると、フォロワーの1%、つまり5.2万人(当時)なら520名ほどの希望者がいると考えていいと思います。そしてその520名のうち、応募フォームに住所氏名を書くハードルによっておそらく100名ほどが離脱すると考えると、420くらいだと思います。420で試算するのをおススメします。」彼は統計学を学んだマーケッターです。私は半信半疑ながら、420で試算することにしました。目安420で原価設定し、4つのプレゼント候補を決め、Instagram上でアンケートをとり、最終的に商品はブックカバーに決定しました。そこから応募フォームの作成やその告知など煩雑な事務作業が続いたので、彼とそんな会話したこともすっかり忘れていました。驚愕したのは募集の締切日です。応募総数はなんと「428」でした。いや嘘だろ……!! あの人天才か……。私はすぐにLINEしました。「Tさん、プレゼントの応募総数428でした! 完全にTさんの言った通りでした。あなた何者ですか?」すぐに返信が来ました。「マツヤマさん、これが統計学です。私も応募しましたので、ブル美ステッカーお願いします。」私もすぐに返しました。「ごめん! それはできない! でもこれからも相談に乗ってください。」

ひとことコメント

  • mugi

    確かに「応募が沢山来たら負担かかるよね…と思って控えたクチです←

    • matsu

      そうですか!気にせず応募してもらって良かったんですけどねー。

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